目的とするカールを完成するために、いかにストレスのない薬剤を設定するのか、いかにダメージの残らない時間設定にするのか。を常に考えながら施術しています。
これはカールが出ないという失敗のリスクを常に背負っています。
そして…最近では理想に近い施術が出来るようになってきたと感じています。
当店の使用薬剤はメーカーの薬剤を独自にチューニングした物を使用しています。例えば毛髪補修剤は通常の販売ルートに乗らない高濃度な物で、原料メーカー(製造、販売では無い)の主張する補修効果が十分に発揮される濃度です。
温熱系ロッドで加温するデジタルパーマは加温時に適切な補修をしないとダメージとなりやすいですから保湿系の補修剤を使用します。これに加えて表面を強力にコーティングするキトアクアをつけています。
以前のデジタルパーマでは乾燥させることが重要と言われてきましたが、最近では完全に乾燥させなくてもカールが出ることが分かり、また乾燥はダメージを助長することが分かってきました。
当店の保湿はナノ脂質を使い、髪の毛のCMC深くまで浸透し、ダメージを低減します。
当店のデジタルパーマ温度は一番最低の55度に設定しています。時間は髪質、カールの強さで変わってきますが、大体7〜12分程度平均8〜10分です。
最近ではあまり高温の施術は見られなくなりましたが、時間に関してはまだまだ長時間置く所が多いようです。放置時間の是非は一概には言えませんが、長く置けばカールがしっかり出やすく、短く置けば損傷が少なくすみます。
結局の所、カール、スタイルに対する各美容師の考え方の違いかもしれません。3分でもカールは出ますから。逆を言えばこれがデジタルパーマの面白いところかもしれません。
いくら良い補修剤を使っていても結局は還元調整次第で完成度の6〜9割は決まってしまいます。特に見極めが難しいのが縮毛矯正毛です。この領域だとほとんど勘と言った感じです。
毛髪のダメージレベルを数値化するだけでもそれなりのスキルを要求されますが、レベルと求めるカールに見合った薬剤を選択するには、ケミカルの知識も必要ですし、何より経験がものをいいます。 知識と経験の高いバランスがデジタルパーマのクォリティを決定づけます。